シェル・クレイル ~愛しあう逃避の中で~
シェル・クレイル〜愛し合う逃避の中で〜
原画:MIN-NARAKEN
シナリオ:田庄吾
ALICE SOFT
◆ ストーリー ◆ 主人公セトル=ジャン・ストニは、レノンセル伯爵の専属医師として病弱な一人娘リジエンヌ・エイパ(リズ)の治療に当たっていた。
幸い、三年に及んだ困難な治療は功を奏し、リズは健康な躰を得る。少女から年頃の娘へと成長した彼女には縁談もまとまり、その幸せな旅立ちを見届けて、セトル=ジャンの専属医としての生活は終わりを迎えるはずだった。

だが、三年の間に募ったセトル=ジャンとリズの想いは、簡単に消し去れるほど小さなものではなかった。
別れの夜、セトル=ジャンは苦悩し、リズは涙に暮れる。

そんな二人に、手を取り合って逃げるよう奨めたのは、意外にも政略的な結婚を喜んでいたはずのリズの父、レノンセル伯爵だった。
詳しい事情を何も知らされぬまま、セトル=ジャンはリズの手を引き、避暑地ミゼイユにある別荘へと向かうことになる。
そこで出会う優しい人々、リズとの間に重ねていく幸せな夜。
二人は、この時が永遠に続くことを信じていた。

   シェル・クレイル
──残酷な欲望の中に身を沈める時が来るとは、思いもせずに……

オフシャルサイトより
◆キャラクター◆
 セトル=ジャン・ストニ    主人公。医師。リジエンヌ・エイパ(リズ)の
治療に当たっていた。
 リジエンヌ・エイパ    物語のヒロイン
 ベルナデット・ヴォヌハース    逃避行先の近所に住む未亡人
 オルガ・エアレ    ベルナデットの家に住む召使い
 ジェレミー・アブルゥエ    液剤燃料店ソレイユ・ブルーの若い店主。
薬剤師の資格を持つ
◆ 感想 ◆
  ネットサーフィン中にジェレミーを見かけ、発売日を指折り数えて待ちました。
プレイしてみての感想は、良かった!!
最初にたどり着いたのはハッピーエンドではなく、主人公カップルが死んでしまうエンドだったけれど“美しい愛の物語”という感じのエンディング。
メイド“オルガ”の存在に一番驚きました。
恋愛の理想と現実などについても考えてしまいました。