名探偵(めいたんてい)とはミステリなどに登場する手に入れた情報や証拠をもとに推理を行い真実を探り出し、事件を解決へと導く存在のことである。
名「探偵」とはなっているが探偵を職業としない「名探偵」も多い(作品外では「探偵役」とも呼ばれる)。
名探偵の歴史はエドガー・アラン・ポーが生み出したオーギュスト・デュパンより始まるとされている。デュパンが初登場した短編『モルグ街の殺人』は世界初の推理小説とも言われている。
そしてその40数年後にはアーサー・コナン・ドイルがシャーロック・ホームズを生み出す。ホームズの存在は名探偵という存在を一般化し、その後ミステリ界には数多くの名探偵が生まれることとなる。
日本における名探偵の代表格としては金田一耕助、明智小五郎などが挙げられる